皇帝の義母、古今を駆ける
六十歳の農婦・王桂蘭(ワン・グイラン)は、息子を亡くした後、嫁と孫たちとともにわずかな畑を耕しながら、貧しい暮らしを送っていた。 村のならず者たちに何度も苦しめられていたある日、思いがけない奇縁によって、彼女は現代と古代を行き来する力を得る。 古代で刺客に襲われた大夏の皇帝・龍雲飛(ロン・ユンフェイ)を、現代の蛇毒救急知識で救った王桂蘭は、なんと皇帝から「義母」として認められることに。 しかし彼女が望んだのは、ほんの少しの金を持ち帰り、故郷の暮らしを豊かにすることだけだった。 現代の農業技術を古代へ持ち込み、村人たちと有機農業を始めた彼女は、村を襲う妨害や食糧危機を次々と乗り越えていく。 やがて皇帝が漠北の戦乱と朝廷の謀反に巻き込まれると、王桂蘭は現代の農業機械を携えて再び古代へ。 一人の農婦の知恵と行動力が、戦乱を鎮め、民を救い、二つの時代の運命を変えていく――。



















