うっかり本気を出したら、御先祖様がバズる!
神代瑠璃(かみしろ るり)は、この世で唯一の不老不死の存在。 かつては釈迦に道を授け、老子を函谷関へ送り出し、イエスに聖法を伝えた。 彼女は3年ごとに目覚め、60年眠り続ける。 かつての使用人たちは今や京都四大名家の祖に、そばにいた薬草摘みの少年は国の最高名医となった。 藤崎家の藤崎隼人(ふじさき はやと)が霊峰山の神医を訪ねた時、神医は既に老い、代わりに神代瑠璃が目覚めていた。 藤崎家の始祖・藤崎源翁 (ふじさき げんおう)ですら、神代瑠璃が飢饉の時に救った「源坊」に過ぎなかった。 九条家当主・九条恒久 (くじょう つねひさ)は神代瑠璃に仕えようとしたが、孫娘の九条華音 (くじょう かのん)は「祖父の隠し子」と勘違い。 しかし神代瑠璃の真の目的は、帝都大学に潜むある邪悪な存在を追うことだった──



















