唐詭奇談~長安の県尉~
長安城の新任県尉の韋韜は赴任早々、連続毒殺事件に遭い、「悲田院」と呼ばれる福祉施設で八人の老人が不思議に枯れて死んだ。韋韜は県丞の何豊年の軽率な断定に反発し、毒薬の手掛かりを辿って女医の焦玉の甘霖医坊へ向かった。捜査が進むにつれ疑惑は増し、亡夫の喪に服す焦玉の身の上もまた、さまざまな嫌疑を招いた。韋韜は命を狙われる危機に直面し、妻の橘娘も焦玉に何か企みがあると疑いながら、なお彼女に治療を求めた。韋韜は快復後、「八弁蓮花」の邪陣を見破り、被害者たちの筆跡を手掛かりに真犯人を暴いた……真相が明らかとなったのち、焦玉は亡夫の汚名を晴らし、韋韜と深い友情を結んだ。




















